ボールを持った選手の操作

全力疾走(Sprint)

全力疾走はディフェンスを抜き去るための最も基本的な操作です。使いすぎると疲労が蓄積します。スプリント中は慣性がつくため素早いカットができなくなったり、いくつかの操作を受け付けなくなったりします。また、作戦に合わせてタイミング良く使用しないと返って不利になってしまうこともあるので注意が必要です。

ジューク(Juke)

Jukeとはフットボール用語で、守備側の裏をかくフェイク/フェイントのことです。Aボタンでのジュークは上体でのフェイントを入れたサイドステップです。ディフェンスのタックルをかわすために使用します。

スピン移動(Spin Move)

走行中に踏み出した足と肩を軸にして行う回転移動で、ディフェンスのタックルをかわすために使用します。軽く押すと出の早いクイックスピンになり、長く押すことで出は遅いがよりタックルをブレイクする可能性の高いパワースピンとなります。プレイの状況によっては、選手が勝手にスピンすることもあります。

ダイブ/スライド(Dive/Slide)

進行方向にダイブします。ダイブはほとんどの場合、ファーストダウンやタッチダウンに少しでも近づくために余分なヤードを稼ぐことを目的に使用します。また、QBスクランブルやQBアクションモードでは軽く押すことでスライディングになり、WRの場合はその場にすぐ倒れこみます。これは無理に進行する意図が無いことの意思表示で、主にハードヒットを受けて怪我をするのを防止する目的で使用します。

腕で押しのける(Stiff arm)

タックルに来るディフェンダーを腕で押しのける動作を行います。他機種版とは違い、Xbox360版では左右は自動で判断してくれるのでYボタンひとつで出すことができます。

ボールをかばう(Protect Ball)

ディフェンダーによってボールを叩き落されるのを防ぐためにボールを抱え込み隠す動作をします。また、この動作時はボールを保持するために選手の肩が下がるのでディフェンスのアタックから抜けやすくなるようです。プレイの状況によってはモーションが出づらいといったことも見かけます。

ハイライト・スティック(Highlight Stick)

ハイライトスティックとは、無理に訳せば“見せ場”スティックということです。この操作を利用してデイライトを華麗に走り抜けて“見せ場”を作って下さい。
↑は選手のタイプによって発生するプレイが異なります。身体の大きいパワータイプの選手であれば突進、俊敏さがウリの選手であれば身をかわす動きをします。←/→はより大きなサイドステップ・ジューク、↓は急停止するような動きをするバック・ジュークです。バックジュークはディフェンスのタックルにタイミングを合わせることで空を切らせることができるようです。バックジュークは特に対人戦で有効だと思います。

Xbox360版ではラッシングの能力にも個別のパラメーター(TRK,ELU,BCV,SFA,SPM,JKM)が設定され、より選手の個性がハッキリ出るようになっています。何かと削られている部分ばかり目立つXbox360版Maddenですが、CPUパワーが向上している分、こういった隠れた恩恵もあったりします。