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2008年05月 アーカイブ

2008年05月05日

After Effects CS3

AviUtl+x264エンコードを導入して、容量の小さいファイルである程度の高画質を得られる目処が付きました。
これでやりたいと思っていたことがいくつか出来る様になって来たもんで、今度は編集の計画に移ることにしました。

さて、PV4で取り込んだファイルはオリジナルのDVファイルとなります。

AviUtlではアースソフトが提供しているプラグインを導入すれば扱えますし、TMPGEncもPV4で作成したファイルを読み込める様になっていますが、一般的にはPV4のファイルはそのままでは編集ソフトやエンコードソフトには持ち込めません。
ということで私が使っている編集ソフト、Adobe Premiere Pro C3でも同様にPV4のファイルはそのままでは扱えません。

で、考えた結果、一番劣化が少なそうな方法として、以下のような手順を踏むことにしました。

 ①PV4(DVファイル 1920×1080)で元映像の取り込み。
        ↓
 ②TMPGEncで無圧縮AVI(720×480)にエンコード。
        ↓
 ③Premiere ProでタイトルやPGMを編集。編集後そのまま無圧縮AVI(音声は無圧縮WAV)で出力。
        ↓
 ④AviUtlでMPEG-4(h.264,AAC)にエンコードして完成

早速実験してみたところ、上手く行きました。
これでタイトル(コメントもタイトルに含みます)やトランジション、BGMの編集なんかは一通りできる目処がつきました。

さて、こうなると次はいよいよエフェクトになるわけですが、After Effectsは過去に基本的な概念と使い方の触り部分くらいは覚えたものの、持っているのがスタンダードバージョンなもので、使えないエフェクトが多くてやりたいことができなさそうとあきらめてました。

PCには6.0がインストールされてるんで、すっかり忘れた操作を思い出す意味でも、起動して使ってみようかと、参考になりそうなHPをまわっていたところ、CS3ではスタンダード版が廃止され、プロバージョンに統一されたことに気が付きました。
つまり、以前のスタンダード版からアップグレード価格が大幅に下がったと言うことです。
こいつはラッキー、さてどうしようかと迷いましたが、動画サイトやハウツーHPで色々な作例を見るに付け、思い切ってアップグレードすることにしました。

で、一昨日、早速秋葉原に行って買ってきてインストールしたんですが、使い方が思い出せない・・・(TT
1から勉強し直して、感覚を取り戻すまではまともに使えそうにありません。

2008年05月26日

ゲームプレーを録画する

こんにちは。

さて、今日は何人かの人から質問がありました、私のゲーム動画記録の取り組みを書いておきます。
ITの世界は日進月歩で、特に動画やデザイン、CGの世界はコンピューターの高性能化で付いて行けない位のスピードで進歩してますので、明日には陳腐化する様な内容かもしれませんが、参考になれば幸いです。

最近、ゲームの動画を録画して取って置きたいと言うニーズは確実に増えていると思います。
私の様に、これまではCPUとの対戦しかできなかった人間が、オンライン対戦の面白さを知り、その一瞬一瞬の二度と得がたいプレーを記録しておきたいというのは、ある意味当然の想いでしょう。
また、次世代ゲーム機によるのグラフィックの劇的な向上から、それらを利用したPV的な映像を自ら作り上げる欲求に駆られることもあるかも知れません。(公開すると著作権侵害の危険を孕みますが)

バスケットボール・ゲームを題材としている私とは多少方向が違いますが、「アイドルマスター」や「初音ミク」を楽しむ人たちが自身のオリジナルPVを作成しているのを見ると、やはり共通の「想い」を感じることがあります。
自身が強く影響を受けた「何か」を題材に、受けた想いを形にして誰かに伝えたいと言う欲求は誰しも持っているものだと思います。

さて、最近は大分敷居が低くなって入るものの、それでもまだ動画は難しいものと言う印象があると思います。
特に、サーバー上に置くといったニーズがある場合には画像容量を小さく抑えて尚且つ綺麗に保つ必要性が出てきます。
こういったことを考えると必然的に“エンコード”と言う動画の変換(ここでは簡単に圧縮と思って下さい)について学ぶ必要が出てきます。
でも、いきなりこんな話をしてもしょうがないので、まずは単純に動画を記録するところから、話を始めたいと思います。

実は私は随分前から時々ゲームの画像を録画して取って置いたりしてました。
例えば、「かの有名なFFシリーズのエンディングをVHSのビデオテープに録画しておく」といったことです。
多くの場合、ゲームはエンディング動画の開始直前でセーブすることなどは出来ませんので、エンディングを見るのにいちいちボスを倒すのが面倒なわけです。
そんな訳でVHSのデッキにS端子ケーブルで映像を、赤白のピンケーブルで音をつないで録画しておりました。
その当時は、最も綺麗に出力できるゲーム用映像ケーブルはRGBケーブルや、AV端子ケーブル(PS2)だったのですが、一般家庭用のビデオデッキにはそのような入力端子はなかったからです。

そして時代は流れ、家庭用動画記録装置の主流はDVD・ハードディスクレコーダーへと変りましたが、ゲーム動画を記録して残しておくだけならば、VHSの時と同じように、ゲームからの映像、音声出力ケーブルをレコーダーの外部入力に繋いで録画しながらプレーすればOKです。
この場合に使うのはいわゆるS端子ケーブル、あるいは最も標準的なAVケーブル(映像・音声LRの3本のピン端子ケーブル)となります。
昔のゲーム機ならば、今でもこの方法で、ゲーム中の映像とほぼ近い映像を記録することが出来ます。

この場合の動画サイズ(ここでは解像度のこと)は4:3比率だと640×480、16:9比率で720:480、1秒間に約30フレーム(29.97)のインターレス映像となります。インターレースとはアナログテレビで昔から採用されている走査線を1つ飛ばしで描画する方法のことで、この解像度を480iと呼びます。iはインターレスの略ですね。

で、この方法でレコーダーのハードディスク(以下HD)に記録された動画は、DVDにコピーできるので一般的なDVD-Videoとして取っておけば良いわけです。
以上の方法は現行主流のDVDレコーダーであればほとんど全部の機種でできると思います。
この方法の利点は「誰でも簡単に、お金が掛けないでできる」ということです。
私も最初の頃はこの方法で録画してました。

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2008年05月27日

ゲームプレーを録画する2

さて、前回に続きゲームプレーの録画に関することを書いていきます。
前回はDVD Decripterを使って、DVD-Video化した動画をPCに取り込むところまで書きました。

で、今回はPCに取り込んだ動画を編集可能な形に変換したりする話を書くつもりでしたが、その前にゲームを取り込む際のプレー環境に付いて少し考察したいと思います。

前回書いた方法で、ゲームをTVでプレーしながら録画しようと思ったら、接続は下記の様になると思います。

Xbox360
  ↓
DVDレコーダー
  ↓
  TV

Xbox360からは

・「D端子HD AVケーブル」の“コンポジットビデオ出力端子(黄色)”とピン音声端子(赤と白)を使用する
・別売りの「SビデオAVケーブル」の“Sビデオ出力端子”とピン音声端子(赤と白)を使用する

のいずれかの方法でDVDレコーダーに接続します。

DVDレコーダーからTVへはどの方法(ケーブル)で出力しても大丈夫だと思います。

この方法だと、プレーするTVの画面も例えDVDレコ-TV間がD端子ケーブルで接続されていても、結局は480i(640×480)の解像度でしかプレーできません。
せっかくのXbox360の高解像度画面ではプレー出来ないわけです。

これはどうにもならないのでしょうか?

いくつかの条件が揃えば、可能な気がしますので、考えてみたとします。(私は実際昔考えて色々調べたわけです。ハイ。)すると以下のような考えに至ると思います。

①D端子入力(あるいはもっと言えばHDMI入力)のあるDVDレコーダーを使えば良い。
②D端子HD AVケーブルのD端子をTVに、コンポジットビデオ端子をDVDレコーダーに挿してプレーすれば良い。
③D端子対応の分配器を使ってTVとDVDレコーダーに分配してやれば良い。

とうことになると思います。

これを一つづつ検証すると以下の様になります。

①D端子入力(あるいはHDMI入力)のあるDVDレコーダーはほぼ存在しないに等しいし、これからもまともなメーカーは発売しない。
 =そんなレコーダーは手に入らない。
②コンポジット出力時にはD端子側もD1解像度で出力される。
 =意味が無い。
③D端子で入力したものをD端子とS端子に分配して同時出力する分配器でないと、同時録画できない。
 =分配器にはそんな機種は見当たらない。AVアンプでできるかもしれないが高い。

ということになると思います。

僅かに③のAVアンプに可能性がありそうですが、

 D端子入力→(分配)→D端子出力

              →(ダウンコンバート)→S端子出力

というのが出来る機種が必要となりそうです。
見るからに高そうですし(^^;
D端子やHDMI出力端子が複数装備されている品じゃないと将来性なさそうですし、お勧めできなさそうです。

録画するための機器がD端子でキャプチャできるPCだと言う話になれば、また別なんですが、その話はもう少し後にしましょう。

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