ピカチュウ

PIKACHU

出演シリーズ

64

DX

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キャラクターの特徴

現在500種近く存在するポケモンの中で最も人気、知名度が高いキング・オブ・ポケモン。その活躍はゲームの枠内に留まらず、テレビアニメや映画など、様々なジャンルへの進出を果たしている。“ピカチュウ”の名前の発音は全世界共通で、各国の子供たちに愛されている。

素早い動きと強力な必殺ワザを駆使して戦う扱いやすいキャラクター。身体を使った打撃技だとダメージ、吹っ飛ばし能力ともあまり期待できないが、電撃系の攻撃の威力が非常に高いので、総じて吹っ飛ばし易い印象になっている。ジャンプの高さも平均よりやや高い程度なのだが、空中技の操作性が良く、“でんこうせっか”で飛び廻れるため実際の能力以上に跳ね回れる様に感じるかも。

ピカチュウの難点を上げるとすれば軽くて吹っ飛ばされやすいことだが、原作の設定では体重6kgと言うことなので、これは仕方ないところでしょう。

主な出演作品

ポケットモンスター赤・緑(GB)
後の捕獲・育成・通信対戦型携帯ゲームの基礎を確立した歴史的傑作。1996年発売当時、口コミで人気が広がり、携帯ゲーム機史上そのものを押し上げた。ゲームでは漢字がほとんど使われないなど、見た目は低年齢向けの造りになっているが、システム面はかなり練りこまれており、ゲームとしての奥は非常に深い。この作品をきっかけに派生タイプのソフトなども多数発売され、その販売本数は1000万本を優に超えたとされています。
ポケットモンスターダイヤモンド・パール(DS)
ニンテンドーDSで発売された2006年9月26日に発売されたポケモンシリーズの最新作。発売3ヶ月で国内販売本数500万本を突破し、全世界では1,000万本を売り上げた。その最大の特徴はWi-Fiを利用した通信機能で、DSのマイク機能を使って会話をしながらの対戦が可能です。

基本性能

スピード 早い
ジャンプ ふつう
重さ 軽い
復帰力 高い
リーチ ふつう
攻撃発生 やや早い
攻撃の隙 小さい
ふっとばし やや高い

特殊技能

カベジャンプ、しゃがみ歩き

出現条件

最初から使えます。

ワザ

地上ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
弱攻撃 ずつき主力 2 連射可能
上強攻撃 しっぽアタック 5-7  
横強攻撃 りょうあしげり 9 シフト可能
下強攻撃 あしばらい 7  
ダッシュ攻撃 ジャンプずつき 7  
上スマッシュ攻撃 しっぽサマーソルト対空撃墜 7-19 タメ可能
横スマッシュ攻撃 ショートでんげき撃墜 14-28 タメ可能
下スマッシュ攻撃 ねずみはなび主力 2-21 タメ可能、多段攻撃

空中ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
通常空中攻撃 ピカチュウスピン 6-10  
上空中攻撃 しっぽはたき 15  
前空中攻撃 でんげきドリル主力 9-21 5段攻撃
後空中攻撃 グライダー 4-11 4段攻撃
下空中攻撃 でんげきスクリュー 18-22  

必殺ワザ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
通常必殺ワザ でんげき牽制主力 5-9  
上必殺ワザ でんこうせっか復帰 2-3 追加入力で2段目
横必殺ワザ ロケットずつき撃墜 7-25 タメ可能
下必殺ワザ かみなり対空撃墜 10-17  
最後の切りふだ ボルテッカー 12-23 複数回攻撃

つかみ攻撃、投げ

種類 ワザ名 攻撃力 備考
つかみ打撃 つかみでんきショック 2  
上投げ ヘディング 10  
前投げ でんきなげ 10  
後投げ じごくぐるま 9  
下投げ ヒッププレス 6  

起き上がり攻撃、ガケのぼり攻撃

種類 ワザ名 攻撃力 備考
あおむけ起き上がり攻撃   6  
うつぶせ起き上がり攻撃   6  
ガケのぼり攻撃A   8  
ガケのぼり攻撃B   10  

戦術考察

攻勢

ピカチュウは身体が小さいため、打撃技のリーチが短い。ただし、それを補う電気系の技や突進力があるので全体的に見ればバランスが取れてる。しかし、ベタ脚のインファイトとなると攻め手に欠けるので、ショートジャンプや退きショートジャンプからのでんげきでんげきドリルロケットずつきで相手との間合いを調整しながら攻めて行きたい。

でんげきは牽制や間合いの調整に便利だし、地上を這って跳ねながら進むので、結構当たって意外とダメージを蓄積してくれる。でんげきドリルは技後の隙が少なく、そのまま連携につなげていける。ロケットずつきは普通に出してはあまり食らってもらえないだろうから、退きジャンプなどで相手の攻撃をスカすなり、ジャンプ攻撃を呼び込むなりしてから使って行く。

技が当たって相手をひるませたら、間合いとダメージに応じて追撃を加えて行くが、最優先はねずみはなびねずみはなびはある程度の間合いまで相手を巻き込むので非常に強い。間合いが多少離れたり、追撃で横への吹っ飛ばしを狙うならば、ショートでんげきを使って行く。

ねずみはなびを当てることができると相手が浮くので、高さや位置に応じて追撃を加える。低い時はしっぽサマーソルト、高く浮いたらかみなりが基本。微妙な位置に打ち上げた場合はジャンプからの技、例えばピカチュウスピンなどで追い撃ちダメージや撃墜を狙う。

撃墜

最も高い効果が期待できるのはかみなり。ステージ形状にも拠るが上方向に吹っ飛ばしたら、この技を当てて更に遠くに飛ばしていける。乱闘であれば適当に出していても、ある程度撃墜が期待できると言う凶悪な技ゆえに、使い方を誤ると対戦そのものを避けられたり、集中攻撃の的にされるので、スマートに使用して行きたい。

相手にダメージがある程度蓄積した状態でならば、通常の立ち合いの中で、しっぽサマーソルトピカチュウスピンを当てて行くことで、流れの中での撃墜も期待できる。

乱闘の中であれば、吹っ飛んでくるのを巻き込む形でのタメしっぽサマーソルトや、乱戦状態の相手集団にロケットずつきをタメて飛び込むなど博打的な撃墜も狙っていける。

復帰阻止

まず考えつくのはかみなり。単にガケ際で出すだけで絶大なプレッシャーをかけることができるが、空中の動きの中で出して、自身の身体に当てずに地面に撃ちつけて、攻撃の継続性を保つのも一つの手。

その他空中で追撃して行くならばピカチュウスピンが良い。ピカチュウは操作は少々難しいものの、でんこうせっかを上手く使えば、かなり離れた場所からでも戻ってこられるので、ガケ際の攻防も十分こなせる。

守備

ピカチュウは軽いため、他のキャラなら耐えられるような攻撃で、簡単に吹っ飛んでしまうことがある。このため、守備は非常に重要だが、機動性が高いため、空中からの着地やポジション取りで苦労することはそれほど無い。また、ねずみはなびの巻き込み範囲が非常に大きいため、接近して来た相手を上手くいなすこともできる。これにでんげきかみなりずつきを交えて行くと更に硬い。ステージ形状に拠っては近づくことさえままならなくなることも。受け身の戦い方でも十分やれるが、軽いために交通事故的な撃墜でジリ貧になる心配もあるため、撃墜を稼いで行く方が得策な気がする。

対空技としてはしっぽサマーソルトの使用が考えられるが、全幅の信頼をおけるほどの性能ではない。ジャンプで相手の落下地点から距離を取って応戦した方が良いことも多い。かみなりは対空技としても強力だが出るまでの時間を考えると使える状況が限られる。

復帰

復帰は空中ジャンプ→でんこうせっかロケットずつき→でんこうせっかなど。ある程度高く撃ち上げられた状態であればロケットずつきをタメて出すことでも復帰できる。これを利用して逆に攻撃を加えるといった戦法は乱闘では有効なこともある。

でんこうせっかの2発目の受付角度は38度以上なので、上手く使いこなせばこれ単独で横方向に大きく距離を稼ぐこともできる。

連続技、連携等

ショートジャンプ→でんげきドリル→(着地)ねずみはなび→しっぽサマーソルトは一連の流れで出せる様にしたい。最後は高さによってかみなりに代えて行く。また、地上戦でもねずみはなびは主力となるので、これが当たって相手を浮かせた時に高さに応じてスムーズに連携を出せるようにしておきたい。

つかみからの連携としてはつかみ→つかみでんきショック×1〜2→ヒッププレス→しっぽサマーソルトなどがオーソドックスなので、ガードキャンセルつかみなどからスムーズに狙える様にしたい。

あと、でんこうせっかを1段目2段目とも地を這う様に出すことで、一気に相手との間合いを詰めてしっぽサマーソルトなどで攻撃するといった奇襲戦法も時には有効。でんこうせっかの2段目は着地する様に出すと隙が少ないので、これを利用すると言うわけである。

その他特殊なテクニックとしては、ショートジャンプとほぼ同時にスティックを下に入れてAボタンを押すことででんきスクリューを低空で出しきるというものがある。空中で出し切ると、地面に頭をぶつけるモーションが出ないので着地の隙が無く、そのまま他の地上技に連携できる。ちなみにAボタンを連打してしまうと、もう一度でんきスクリューを出そうとして、地面に頭から突っ込んでモーションが出てしまうので注意。ちなみにこの操作はガノンドルフのホッピングと呼ばれるテクニックと同じ操作なので、マスターするとガノンドルフを使用するときに重宝する。

参考動画