Free Agents

もし、サラリーキャップに余裕があり、チームのロスターに空きがあるならば、フリーエージェント(以下:FA)選手と契約して、チーム戦力の底上げを図るという選択肢があります。あるいはトレードにおけるサラリーキャップの調整や人数合わせのために、FA選手と契約するといったことも起こり得るでしょう。

FA画面の見方や操作は基本的にロースター画面と同じですのでそちらを参照して下さい。

FA選手との契約交渉

FA選手と契約するには選手と契約条件の交渉を行う必要があります。FA画面で選手の個人データや能力を確認し、希望の選手を見つけたならば、その選手にカーソルを合わせてAボタンを押して下さい。するといくつかの選択肢が表示されますので、その中の「Negotiate Contract」を選んで選手との交渉画面(Sign Contract画面)へ進んで下さい。

SIGN CONTRACT画面のイメージ

FA交渉画面

Sign Contract画面の見方

画面の上部には選手の個人データと大まかな能力を視覚化したグラフが表示されます。FAなのに背番号があるのは、獲得後は基本的にこの背番号をつけると言うことだと思います。チーム内でダブる場合や他の番号に変えたい場合は、獲得後にロスター画面からエディットするのをお奨めします。

中央、横に長い“INTEREST”バーは選手がそのオファーについてどれくらいの関心を示すかを現しています。

当然関心の低いオファーを行っても契約が成立する可能性は低いので、本気で獲得に行くならば、ある程度関心度の高いオファーを行うようにしましょう。

下の枠の中の左側の項目はその選手に対するオファーの内容です。詳細は下記表の通りです。枠の右側は提示条件でその選手と契約した場合のサラリーとサラリーキャップの推移を表しています。

オファーの設定項目の意味
項目 意味
Salary その選手に支払う1年目の給料額です。
Type 契約のタイプです。10%Back(毎年10%アップ)、5%Back、Base(変更なし)、Front(毎年5%ダウン)の4種類があり、条件が悪くなるほど関心度が下がります。
Years 契約年数です。下のオプション項目が選択されていると、±1年が付きます。基本的には契約年数が長い方が関心が高くなります。
Option 契約終了年に更に1年の契約延長を行う権利です。チームあるいは選手側に持たせることが出来ます。“Player(選手側に持たせる)”を選ぶと関心が上がり、“Team(チーム側が持つ)”と関心が下がりますデフォルトの“None”はオプションを付けないと言う意味です。
No Trade その選手のトレードを行わないという条件をつけるか否かです。このオプションはキャリア8年以上の選手にしか提示できません。対象外の選手のときはN/Aとなって変更できません。Yes(トレード対象にしない)を選ぶと若干関心が上がります。
Role その選手に提示するチームでの役割です。基本的に活躍の場が多い役割を提示すれば関心が上がりますが、選手の性格や年齢によっては例外も出てくるようです。役割の詳細はPlayer Rolesの項を参照して下さい。
SubRole その選手に提示するチームでの役割の詳細です。詳細はPlayer Rolesの項を参照して下さい。この項目は変更しても、関心値に変化が無いこともあります。この項目も選手の性格や年齢に合わせて設定すると、交渉が上手く行き易くなります。

オファー

選手に提示する条件は、その選手を選択した段階で、基本となる数値が自動的にセットされて画面に表示されています。大物選手で無い限りは、大体はこの条件以下で交渉成立する可能性が高いと考えて問題ないでしょう。この基本数値を元に、チーム事情や将来のサラリー状況を考えて、条件を調整して下さい。

  • 条件の調整は左スティックの上下で項目を選んで、左右で値を調整します。
  • 選手へオファーを実行するにはSTARTボタンを押して下さい。

当然、サラリーキャップをオーバーする条件を提示すると、違反となってメッセージが表示されます。また、中(ミドル)レベル給料例外で契約が可能な場合には、確認のメッセージが出ます。

オフシーズンのFA契約などでは、選手側からの回答がすぐに出ないこともあります。また、優秀な選手がFAとなった場合には、当然獲得競争が生じます。こういった場合は日にちを進めないと選手からの回答が得られないことに注意して下さい。

つまり、契約如何によってサラリーキャップ制限に引っかかる場合には、他の選手へのオファーが行なえなくなると言うことなので、複数の獲得候補が居る場合には、オファーの順にも注意が必要ということです。また希望の選手を確実に獲得するためには、やはり好条件を提示するか、あるいはそれに加えてチームが強いことが必要になると思います。