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Game Sliders

ゲームスライダー画面は、ゲームプレイの局面について微調整するためのものです。試合の傾向が自身の好みと合わなかったり、現実のプレーとかけ離れたりしていると感じたら、このGame Slidersの設定を変更して調整することが出来ます。ここで設定可能な項目のうち、Offense、Defense、Attributesはゲームプレーの根幹を成すもので、特に重要です。

  • ユーザー用スライダーとCPU用スライダーを切り換えるにはLBかRBを押して下さい。
  • 設定するカテゴリーを切り替えるにはLTかRTを押して下さい。

Offense

これらのスライダーはオフェンス時のシュート及びスクリーンの成功率に影響を与えます。

Shootingの設定項目
項目名 意味
Close Shot Success
近距離シュートの成功率補正。
Mid-Range Shot Success
中距離シュートの成功率補正。
3pt Success
3ポイントシュートの成功率補正。
Layup Success
レイアップの成功率補正。0にしてもレイアップが出なくなるのではなく、レイアップがことごとく入らなくなる。
Dunk Success
ダンクの成功率補正。0にするとダンクの出やすさは変わらないが、ことごとくリングに弾かれる。
Dunks in Traffic
敵選手が居る(トラフィック)状態でのダンクモーション発生度の補正。下げると敵選手が居るところではダンクが出難くなる。
Screen Success
スクリーンの成功率の補正。チームメイトがディフェンスを妨げる成功モーションの発生率補正。

Defense

これらのスライダーはゲームで利用可能な守備的な動きに影響を与えます。

Defenseの設定項目
項目名 意味
Steal Success
スティールの成功率補正。
Help Defense Strength
ヘルプディフェンスに入る早さ。CPUが操作するプレーヤーがチームメイトが抜かれた場合、あるいは敵がフリーでボールを持った場合にヘルプに入るのが早くなるようです。

Attributes

これらのスライダーは各プレーヤーに設定された属性(能力値)への影響度を調整します。

属性スライダーは直接プレーヤーの個々の能力値にリンクしており、これらのスライダーを増減させると、関連したプレーヤーの能力に影響が出ます。基本的に50を中心に増やせば(+)補正、減らせば(−)補正が掛かります。例えばStealing属性を100まで増加させたらプレーヤーのSteal能力に強力な後押しを受けるでしょう。

Attributes設定項目
項目名 意味
Stealing
スティールの上手さ、成功率に対する補正。
Blocking
ブロック能力に対する補正。
Ball Handling
ボールハンドリング能力に対する補正。この属性は、アイソモーションの成功及びボール保護能力(スティールのされ難さ)に影響します。
Dunking Ability
ダンク能力に対する補正。この属性はダンクの成功率及びトラフィック状態でのダンク能力に影響します。
Offensive Awareness
攻撃意識に対する補正。この属性はこぼれ球やダブルチームなどの様々な出来事に対する、プレーヤー反応を決定する要因となります。
Defensive Awareness
守備意識に対する補正。ボールハンドラーをカバーするヘルプディフェンスに影響します。
Offensive Rebounding
オフェンスリバウンド能力に対する補正。この属性はプレーヤーのオフェンスリバウンドをつかむ性能を決定します。
Defensive Rebounding
ディフェンスリバウンド能力に対する補正。この属性はプレーヤーのディフェンスリバウンドをつかむ性能を決定します。
Clutch Factor
クラッチ要素の影響度。プレーヤーのクラッチ能力が十分高い場合、試合終盤のレイトゲームシチュエーションで他の能力値が上昇します。
Speed
スピードに対する補正。プレーヤーが全速力でどれくらい速く走ることができるかを制御します。
Strength
ポストオフェンスとポストディフェンスでの強さの要因として使用されます。具体的にはバックダウン状態で選手をどれくらい押し込めるか、押さえられるかの補正です。
Stamina
この属性は試合中のプレーヤー疲労率に影響します。彼らがどれくらい速くエネルギーを失うかを制御します。スライダーを増加させると疲労の速度は遅くなります。スライダー減少させるとより早く疲れます。
Durability
この属性はプレーヤーが試合中に負傷する可能性を制御します。スライダーを下げると、プレーヤーはより傷つきやすくなり、スライダーを増加させると負傷の機会は減るか、あるいは無くなります。
Vertical
これは垂直ジャンプのための属性です。リバウンド、ブロック、およびジャンプボールの際に、床面からどれくらいの高さになることができるかを制御します。
Quickness
この属性はコートの周囲での動きの機敏さに影響します。
Hustle
ボール(ルーズボール)に対する反応(飛び込み)に影響します。
Hands
これはトラフィック状態でボールをキャッチする性能に影響します。
On-Ball Defense
この属性はボールハンドラーをディフェンスするプレーヤーの性能に影響します。ボールハンドラーがアイソモーションを使用した際にどれくらいよく反応するかを決定するのに使用されます。
Injury Severity
これは発生する負傷の度合いを制御します。スライダーが高ければ高いほど、より深刻な負傷発生の可能性が高くなります。

Tendencies

これらのスライダーはCPUの操るプレーヤーがそれぞれのゲームの間に呈する様々な傾向を決定します。

Tendenciesの設定項目
項目名 意味
Take Close Shots
このスライダーは、プレーヤーがどれくらいの頻度でクロスレンジショットを選択するかを制御します。これは個々のプレーヤーのClose Tendencyに影響します。
Take Mid‐Range Shots
このスライダーは、プレーヤーがどれくらいの頻度でミドルレンジショットを選択するかを制御します。これは個々のプレーヤーのMidrange Tendencyに影響します。
Take 3PT Shots
このスライダーは、プレーヤーがどれくらいの頻度で3ポイントショットを選択するかを制御します。これは個々のプレーヤーの3PT Tendencyに影響します。
Attacks The Basket
このスライダーは、プレーヤーがどれくらいの頻度でレイアップあるいはダンクシュートのためにバスケットににアタックするかを決定します。これは個々のプレーヤーのDrive Tendencyに影響します。
Finish Strong Inside
このスライダーは、個々のプレーヤーのDunk Tendencyに影響を与えます。この値が高いプレーヤーは、バスケットの近くに居るとき、より多くダンクを試みます。
Look for Post Players
このスライダーは、個々のプレーヤーのBack To Basket Tendencyに影響を与えます。これはポストプレイを使用するようにプレーヤーに働きかけます。
Use Triple Threat
このスライダーは、個々のプレーヤーのTriple Threat Tendencyに影響します。これは、ボールを保持しているとき、プレーヤーがどれくらいの頻度でトリプルスレットムーブを利用するかに影響します。
Use Fadeaways
このスライダーは、各プレーヤーのFadeaway Tendencyに影響します。スライダーを増加させると、より多くのフェイダウェイショットを選択するようにプレーヤーに働きかけます。
Use Hookshots
このスライダーは、各プレーヤーのHook Shot Tendencyに影響します。スライダーを増加させるのは、より多くのフック・ショットを試みるようにプレーヤーに働きかけます。
Attempt Putbacks
このスライダーは、各プレーヤーのPutback Tendencyに影響します。これを増加させるとオフェンスリバウンド時に、より多くのプットバック(レイアップかダンクでそのままゴールにボールを押し込むこと)を試みるようにプレーヤーに働きかけます。
Throw Flashy Passes
このスライダーは、各プレーヤーのFlashy Pass Tendencyに影響します。スライダーを増加させると、プレーヤーが派手なパスを投げる機会が増えます。
Commit Fouls
このスライダーは、試合でどれくらいの頻度で(シューティング、リーチングといった)反則が犯されるかに影響します。スライダーを増加させると、反則を取られる可能性が増えます。
Play Passing Lanes
このスライダーは、各プレーヤーのPass Interception Tendencyに影響します。スライダーを増加させると、プレーヤーがパッシングレーンでより多くのスティールを試みながらプレーすることを意味します。パッシングレーンの近くにいるとき、プレーヤーは、しばしばボールに跳びかかるでしょう。
Go For On‐Ball Steals
このスライダーは、各プレーヤーのOn-Ball Steal Tendencyに影響します。スライダーを増加させると、プレーヤーがボールをヒットしようと試みる機会が増えます。一方でこれはリーチングファールの機会も増えることを意味します。
Contest Shots
このスライダーは、各プレーヤーのContested Shot Tendencyに影響します。スライダーを増加させると、プレーヤーはより多くの場面でショットに対してチャレンジのためにジャンプします。これは一方で、シューティングファールの機会が増えることも意味します。
Use Sizeup Moves
これはCPUプレーヤーがどのくらいの頻度でサイズアップムーブを使用するかを制御します。

Coach Profiles

Coach ProfileはNBA2K8のTeam Slidersから変更された要素です。チームの戦略はヘッドコーチの戦略に基づいて決定されるとの解釈からこの様なシステムに変更されたものと思われますが、これは正しい認識だと言えるでしょう。

Coach Profile画面では左スティックの左右を使用して、チーム戦略を調整する事が出来ます。各スライダーの意味は下の表の通りです。

Coach Profilesの設定項目
項目名 意味
Offensive Tempo
このスライダーはオフェンスのテンポ、つまりシュートまでにどの位時間を掛けるかを決定します。スライダーを増やすとよりアップテンポに試合を展開し、スライダーを減らすとショットクロックを十分消費してからシュートを行うのを好むようになります。
Defensive Pressure
このスライダーはプレーヤーがディフェンスの時にどの程度の密着度でマークを行うかを決定します。スライダーを増やすと、よりタイトにディフェンスし、密着してシュートスペースを与えないようにします。スライダーを減らすと離れてディフェンスし、抜かれ難くなります。このスライダーはコーチングでディフェンスプレッシャーがAutoに設定されている場合にプレーヤーのfディフェンススタイルを決定します。ディフェンス指示が手動で別に設定されている場合は、その設定が優先されます。
Help Defense
このスライダーは、どれくらいの頻度でボールハンドラーが明確にディフェンスを突破した際にチームメートに補助させるかを決定します。スライダーを増加させると、常にヘルプを行わせることを意味します。これはオープンになるオフェンス選手が増えるというデメリットももたらします。スライダーを減少させるとプレーヤーはヘルプを行わなくなり、それぞれのマークマンの元を離れなくなります。
Fast Break
このスライダーを増加させると、プレーヤーはファーストブレークのために相手コートに向って駆け出すのが早くなります。この欠点はディフェンシブ・リバウンド、あるいはブロックに跳ぶプレーヤーが減ってしまうということです。スライダーを減少させると、プレーヤーはより多く自陣のコートにとどまり、ディフェンス・リバウンドを得るためにボックスアウトを行おうとします。
Crash Boards
このスライダーを増やすと、シュートを撃った際に、オフェンスリバウンドを取るために相手コート側にとどまる選手が増えます。スライダーを減少させると、プレーヤーはすぐにディフェンスに戻るようになり、敵のファーストブレークに備えます。
Run Plays
このスライダーは、チームがどれくらいの頻度でセットプレーを実施するかを制御します。より多くのセットを実施したい場合、スライダーを増加させて下さい。
Zone Usage
このスライダーは、チームがどれくらいの頻度でゾーンディフェンスを使用するかを制御します。スライダーを増加させるのと、チームは、よりしばしばゾーンを使用するでしょう。スライダーを減少させるのと、徹底してマンツーマン・ディフェンスを使用することを意味します。
Take Close Shots
このスライダーは、CPUがどれくらいの頻度で近距離ショットを選択するか制御します。これを増加させるのと、更に近距離ショットが増えることを意味し、減らすとそれほど近距離ショットを選択しないことを意味します。これは個々のプレーヤーのClose Tendencyに影響します。
Take Mid‐Range Shots
このスライダーは、CPUどれくらいの頻度でミドルレンジショットを選択するかを制御します。これを増加させるのと、中距離ショットが増えることを意味し、減らすとそれほど中距離ショットを選択しないことを意味します。これは個々のプレーヤーのMidrange Tendencyに影響します。
Take 3PT Shots
このスライダーは、CPUどれくらいの頻度で3ポイントを選択するかを制御します。これを増加させるのと、3ポイントを撃つ機会が増えることを意味し、減らすとそれほど3ポイントショットを選択しないことを意味します。これは個々のプレーヤーの3PT Tendencyに影響します。
Attack the Basket
このスライダーは、あなたのCPUチームメートがどれくらいの頻度でレイアップやダンクを狙ってバスケットに突進するかを決めます。これを増加させるのと、CPUプレーヤーはより果敢にバスケットにドライブすることになります。を意味します。これは個々のプレーヤーのDrive Tendencyに影響します。

VIP Viewer

VIPには、ユーザーがプレイするあらゆる試合の操作と統計が記録されます。時間が経つに連れて、VIPはユーザーの傾向記録を蓄積し、よりユーザーの嗜好を反映したものに進化して行きます。記録されたVIPデータは試合前のオプション画面からロードさせることで使用することが出来ます。

VIPプロフィールにはStatistics(統計)とTendencies(傾向)についてのデータが管理されています。

オンラインでVIPデータを入手しよう

CPUにプレイさせた時に本当にその人の強さを反映するかはともかく、世界中のプレーヤーのVIPデータがXboxLiveを通して入手可能であることを知っておいて損は無いでしょう。オンラインリーグ等で対戦するフレンドのVIPデータをダウンロードして見られるのはとても有益なことですね。

Statistics

ここでは選択されたVIPファイルに記録された様々な統計、最後の試合のボックススコア、キャリアアベレージ、チームまたは選手ごとのハイスコアを確認することが出来ます。

  • 左スティックの上下で項目を選択するとそれに応じて画面情報が表示されます。
  • 統計画面のカテゴリーを切替えるにはLTかRTを押して下さい。

Tendencies

ここにはユーザーのプレーにおける傾向データが蓄積されています。Tendenciesが記録されるためには最低2つの完全に遂行された試合のデータが必要です。

  • 傾向画面のカテゴリーを切替えるにはLTかRTを押して下さい。

Load VIP

保存されているVIPファイルを読み込んで閲覧可能にします。