オフェンス

基本

敵チームに対し、点差をつけるためには得点を入れた後に相手の得点を抑えて再び自身のチームのオフェンス・ターンを得る必要があります。これを1セットと考え、積み重ねることによってリードを奪って行くと言うのが基本になります。つまり、オフェンスでは、

  • ミス(TO:ターンオーバー)を無くす。
  • シュートを入れて終わる。

ということが大切になります。

また、ディフェンスへの切り替わり(トランジション)時においては、

  • 敵の攻撃の起点を妨害してスタートを遅らせる。
  • 素早く自陣へ戻ってセットする。

ということが必要になります。

ディフェンスとオフェンスの1セットを最も理想的に実行できるパターンは、ディフェンス時に高い位置でTOを奪って、そのまま速攻で得点を入れると言うものになります。逆に言うとオフェンス時にこのような状況に陥ることは絶対に避けなければなりません。

ドリブル

スティールへの警戒

ドリブル中は常に敵のスティールを警戒することが必要です。今作ではスティールの極悪さは薄れている気がしますが、スティールが起こるシュチュエーションは増えていますので、様子を見る際にもディフェンスから離れる方向に少しづつ動くなどすると良いかもしれません。

アイソモーション

NBA2K8ではディフェンスのモーションが良くなっている為、1on1がより難しくなっています。このため速攻などにおいてもアイソモーションが必要になる場合がありますので、素早く精確な操作が出来るように練習が必要です。

ライン際でのドリブル

前作NBA2K7ではサイドライン際に追い込まれてドライブを止められて押し戻されることでアウトオブバウンズに出てしまうことがありましたが、今作ではこれに加えて自身のドリブルでも出てしまうことがあります。

センターライン際でPGなどがボール撞きながら安直に下がるとディフェンスにプレッシャーを掛けられて押し戻されてしまい、バックコートバイオレーションになることがあります。

強さや俊敏性

今作では単純なスピード以外に選手の当たりの強さや敏捷性がパラメーターとして設定されています。これが低い選手で1on1などを仕掛けるのは得策ではありません。逆に高い選手は多少強引に行っても突破できる可能性があります。

パス

カットされやすいパス

今作ではパス能力の高い選手のパスは、明らかに通りやすくなった様に思われます。しかしながらそのような選手でも高い確率でパスカットされるパターンがいくつかありますので憶えてしまいましょう。代表的なのは以下の状況です。

  • ハーフコート・オフェンスのセットのためにポジションに向かっているSGやSFへ後ろから出すループのパス。
  • 反対のサイドへのストレートパス。これはLTを押してループパスにすると通り易くなるが、アリウープにならない様に注意が必要。

アイコンパス

人によるとは思いますが、Aボタンのパスよりは常にアイコンパスを使う様にした方がオフェンスの幅が広がると思います。CPUによる選手交代などで、目標とする選手のポジションが変っていたりすると、判断ミスの原因となることがありますので、少し早めにRBを押してアイコンをしっかり確認してからパスをするとミスを減らせるでしょう。

アイコンパスは左スティックとの組み合わせでリードパスとして選手を誘導する位置に出すことが出来ます。これは受け手側から見た方向であることに注意が必要です。例えばゴールを挟んで反対側の選手をゴールに誘導しながらパスを出したい場合にはパスする方向とは逆側に左スティックを入れる必要があると言うことです。

アリウープ・パス

アリウープパスは前作に比べてずいぶん成功しやすくなりましたが、それでも状況に合わせて使わないと失敗することも多いと思います。条件としてパスする選手のパス能力と受ける選手のシュート能力の両方が関係している様に思われます。また、アソシエイションなどではケミストリーも関係している可能性があります。

シュートモーションパス

シュートフェイクパス(Xを押しながらA)も出来るので、ブロックのタイミングが合った時やフリーの味方を見つけた時には、うまく使っていきましょう。ただし、パスミスも起こりやすいので多様は禁物です。

シュート

リリースタイミング

基本的にシュートは最高到達点がリリース・ポイントになります。リリースポイントは選手によって違いますので、良く使うチームはプラクティスモードで練習して確実に良いリリースができるようにしましょう。また、シュートにはパーフェクト・リリース以上のもっとシビアなベストタイミングがあるのではないかと前作から言われています。

エリアとヒート度

更に今作では得意なエリアやヒートアップ度が設定されていますので、これも重要な要素です。ブロックなどを決められると一気にヒート度が下がることがあるので意識しておくことが必要です。

フリーシュート

シュートはフリー(ワイドオープン)もしくは、それに近い状況だと成功率がグンと上がります。このような状況ではよほど期待出来ない状況で無い限り(遠すぎる、選手能力が低すぎる)は積極的にシュートを撃つべきです。

セットアップ

バスケットに向かってセットアップ(正対して足を向けて顔を上げる)からシュートを打つと確率があがることは前作から知られていますが、具体的にはバスケットの方向に左スティックを入れてシュートを撃つと言うことでしょうか。もう一つ、シュートの成否を決定する要素として存在が考えられるのが、シュートまでの一連の流れ(リズム)です。パスやドリブルから流れるように操作することで確率が上がるのかもしれません。(これらは検証が必要だと思います。)

ポストアップ

今作ではポストアップからのシュートのバリエーションが増えていますので、ゴール下でポストアップからディフェンスをかわしてシュートするパターンも練習して身に付けておく必要があります。特に右スティックで行うアップ&アンダーの操作やフェイダウェイシュートはディフェンスを躱す上で非常に重要です。また、右スティックの操作時に最後のフィニッシュの方向を間違うとバックボードの裏に出てボールをボードに当ててしまったりしますので注意が必要です。

トラフィック

当たりの強い選手、トラフィックの数値の高い選手でならば、強引に中に切り込む選択肢も多く取り入れましょう。シュートが下手でもファールが貰えればフリースローを得た上に、相手選手を交代に追い込めるかもしれません。

ゴール下では、位置取りなどの状況に合わせて右スティックを入れる方向を制御した方がシュートの成功率が上がる気がします。練習してマスターして下さい。

リバウンド

位置取り、タイミング

強いプレイヤーで、良い場所で、タイミングよく飛ぶことで捕れる確率があがります。前作に比較してCPUのリバウンドも能力に応じて向上しており、ユーザーの操作によりリバウンドを取りまくる、といったような事はやり辛くなっているように思われます。

リバウンドは速く飛びすぎてしまうとゴールテンディングを犯してしまうことがあるので注意が必要です。また、悪い位置取りから強引に捕りに行くとファールを捕られることがありますが、ファール数がかさんでいない限りは気にせずアグレッシブに捕りに行きましょう。

レイアップなどではシュート後すぐにリバウンドに備える癖をつけましょう。ジャンプショット後は思わずシュートを見てしまうことが多いと思いますが、素早くゴール下の選手に切替えてリバウンドに備えて下さい。

ボールプロテクト

リバウンド直後の相手の着地タイミングに合わせてスティールを狙うのはバスケットの王道です。これを防ぐために「LT+RT+左スティック後」でボールをプロテクト出来ると思います。

スクリーンアウト

今作ではスクリーンアウトのモーションは、選手の位置によって自動的に出る様になったようです。

リバウンド後のシュート

前作に比較して、モーションが増えた関係でリバウンドからのシュートが下からゴールに当たったりすることを心配する必要はなくなりましたが、スタンディングでのダンク能力や密集地帯でのシュートの上手さが選手ごとに設定されているなど変更点も多く、状況確認が必要です。

ポストアップ

今作ではポストプレーが強化されていますので、マッチアップする敵に対して能力的に優位な場合には大いに利用して行きましょう。

アップアンドアンダー

右スティックを一度いずれかの方向に入れて、続けて素早く違う方向(フィニッシュ方向)に入れることで行うアップアンドアンダーはゴール下で威力を発揮する強力な技のひとつです。特にフェイクで簡単にジャンプする相手に有効です。

ドロップステップ

ポストアップからYボタンでドロップステップが出来ます。また、ポストアップから右スティックでシュートに行く際に自動的にドロップステップを行うことがあります。この2種類を上手く使い分けて相手をかく乱して行きましょう。ただし、ドロップステップ中やスピン中にスティールされたり、上手く身体を入れられてテイクチャージを採られることもありますので、ワンパターンにならない様にしましょう。

シュート

ポストアップからのシュートには右スティックを常に利用するのが良いでしょう。選手によって相手を躱す方向や押し込む方向に右スティックを使い分けてシュートの確率を上げて下さい。ノヴィツキーのようなシュータータイプのビックマンであればポストアップからのフェイダウェイ・ショットも強力な武器となるでしょう。

フリースロー

フリースローの重要性

このゲームでは、実際のバスケットの試合と同じく、フリースローは勝負の結果を左右する重要な要素です。後でゲームスタッツを見たら、フリースローポイントの差がそのまま試合の得点差になっている、、なんてこともあります。

ファールゲーム

試合終盤で僅差の場合には特に重要で、フリースローが決められないと、ファールゲームに来られて逆転される恐れが出てきます。ファールゲームに来られたら、自身が最も得意な選手にボールを回してフリースローに挑むのが良いでしょう。

練習の重要性

このゲームのフリースローは他のスポーツゲームに比べても、かなり難しい部類に入る操作だと思います。コマンドは単純ですが、要はタイミングがシビアなのです。プレイヤーごとにモーションが違うため、リリースのタイミングもそれぞれ違います。フリースロー能力が高いプレイヤーであれば、OKリリースでもかなり入りますが、下手だと簡単に外してくれます。高い確率でパーフェクトリリースが出来るよう、練習あるのみです。難しい反面、高確率で決まりだすとかなりの強みになります。

ラインナップ

交替画面でチームごとにセットされているラインナップにフリースローというのがあります。要は試合終盤、フリースローが上手い選手でコートを固めて、ファールゲームに備えるということです。上手く活用しましょう。

速攻(ファストブレイク)

今作では2K7に比べて1オン1が難しくなり、また、選手個人のトラフィック能力が設定されたために、速攻も多少成功し辛くなっています。しかし、ハーフコートオフェンスからの限られたスペースでの1オン1に比べればはるかに成功しやすいと思われますので、ドリブルムーブを駆使してトライして下さい。

ワンマン速攻

基本的に、前に敵選手がいても、ある程度スペースが空いたら多少遠い距離からでもゴール側へ左スティックを入れてたままでシュートスティックでシュートに行って下さい。この時スティックの方向で相手を躱すなりすると、成功の確率が上がるのかも知れません。ファールを貰い易い状況でもあるので、ダンクも積極的に狙いましょう。

前を塞がれそうな場合には、早い段階でクロスオーバーなどのドリブルムーブを入れて、バスケットゴールとボールハンドラーの間に誰もいないような位置取りを作って下さい。この瞬間に左スティックをゴール側に入れてシュートスティックを使うと、流れるように、時には信じられないようなクイックな動きでシュートに行きます。

パス

2対1、3対2などでは状況を見極めて上手く敵を引き付けてフリーの味方にパスを出しましょう。この時、敵もパスカットを狙っていることが考えられますので、ときにはそのままシュートや、シュートモーションからパスするなどのバリエーションを増やして行きましょう。

速攻の起点となるプレイヤーもしくは、ハーフコート付近でボールを持ったプレイヤーから前を走るプレイヤーに出されるパスは非常に重要です。攻撃スピードを殺さないようにリードパスも上手く使う必要があります。注意しなければならないのは、速攻時にはパスルートが限定されるため、インターセプトの絶好の的だということです。また、この状況ではアリウープパスや3ポイントシュートも選択肢に入れて下さい。

3ポイントシュート

速攻時にはシューターがフリーになることも多くあります。バスケットへドライブすることと同じくらい3ポイントシュートのチャンスメイクに比重を置くべきだと思います。敵が戻りきっていない状況あれば、走りこむ味方とタイミングを合わせることでオフェンスリバウンドを捕ってのセカンドチャンスも十分に期待できます。3ポイントシュートが決まる、決まらなくてもリバウンドを捕られてあっさりダンクを決められる、、となれば敵に与える精神的ダメージは計り知れないでしょう。

速攻の中断

上手くディフェンダーにバスケットとの間に入られ、フリーの味方が居なくなったら速攻を中断することも考慮して下さい。冷静に仲間を待って、改めてハーフコートオフェンスで攻撃を組み立てなおす言う選択肢もあります。ここで無理にシュートを撃って外すと敵に勢いを与えてしまい、自分のリズムが崩れます。

セカンダリーブレイク

万一、速攻が止められた場合、すぐにハーフコートオフェンスに移行するのではなく、4人目、5人目の選手が相手コートに到着する動きを利用して、攻撃を仕掛けるセカンダリーブレイクという選択肢もあります。ファストブレークから流れるように、リズム良く攻撃を行うことで、相手の動きの遅れと混乱を誘います。

ダブルチームへの対応

このゲームでは場合によってはCOMも主力選手に対してダブルチームを仕掛けてきます。この場合素早くフリーになる選手にパスを出すことを心掛けて下さい。ただ、トラップに注意することも必要になります。フリーになった味方を上手く使って行かないと、あっさり攻撃のリズムが崩れますので、素早い切替が必要です。

ダブルチームからのスティール

パッチ適用前の状態だとダブルチームからそのままボールをもぎ取られるモーションがありましたが、強力すぎてオンライン対戦で猛威を振るったため、

オフボールコントロール

オフボールコントロールとゲットオープンボタンについては、当初オンライン対戦で使用できなくなっていましたが、その後パッチにより使用可能に修正されました。

このシステムはセットディフェンス時に、任意の選手をポストアップさせたり、スクリーンをかけてフリーにさせたりすることが出来ます。オフェンスの動きを意図的に作り出すことができるため、上手く使えば攻撃の幅を広げることができるでしょう。